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2010年8月15日 (日)

大東亜戦争

大東亜戦争

今日は、終戦記念日だ。終戦の日のカッカと照りつける太陽を六十五年もたった今

も昨日のことのように思い出す。もうそろそろ大東亜戦争の真の評価をしてもよい

ころだと思うが***。「盗人にも三分の理」というが、三分どころがもっとあると思う

が。今次大戦の呼び名は三種類ある。日本は大東亜戦争。米国は太平洋戦争。そ

れ以外の国々は、第二次世界大戦。しかし最近になって東南アジア太平洋戦争と呼

んではどうかという意見もあるようだ。大東亜戦争とは、「大東亜共栄圏」のための

戦いという意味である。「大東亜共栄圏」を現在の辞書で引くと「太平洋戦争期に日

本が掲げたアジア支配を正当化するためのスローガン。欧米の勢力を排除して、日

本を盟主とする満州・中国および東南アジア諸民族の共存共栄を説く」とある。

事実当時の東アジアは欧米支配の植民地で、独立国は日本・満州・支那・タイ

くらいで、支那も主だった都市は欧米列強の租界地で支那人は自国にも関わらず出

入りできなかった。

戦時中日本は、米国支配のヒリッピン、英国支配のビルマ、マレー(現マレーシヤ)、

オランダ支配の蘭印(現インドヤ)、支那と満州を含めた六か国の首脳を東京に集め

六か国会談をしている。当時の欧米列強では絶対に考えられないことである。

しかも戦後まもなくから日本がスローガンのように植民地が解放され、それぞれ

立して現在に至っている。。大東亜戦争はいいかえㇾば、欧米列強から植民地を解

放するための戦いであったともいえる。げんにに林房雄は「大東亜戦争肯定論」を

書い大東亜戦争を肯定している。

広辞苑で「林房雄」を引くと「小説家。本名、後藤寿夫。大分県生まれ。東大中退。

プロレタリア作家として活動。小林秀雄らと「文学界」を創刊。のち浪漫主義的民族

主義に転向。作「青年」「息子の青春」、評論「大東亜戦争肯定論」などある。

中曽根元首相たちは、何の弁明もせず「評価は百年後の歴史に待つ」といい続けて

いた。

大東亜戦争は日本が仕掛けた戦争のように言われているがさに非ずである。

日本は支那事変を終結できずに困惑していたが米国はかげから、蒋介石政権(重

慶)に武器、弾薬、飛行樹を送って戦争を援助していた。

さらに経済制裁とて.A,B.C.D.包囲陣を敷き、Aはアメリカでヒリッピン群島、Bはブリ

ティッシュ(イギリス)でインド・ビルマ・マレー、Cはチャイナ(支那)で支那大陸、Dはダ

ッチ(オランダ)オランダ領インドシナの諸島で日本を完全に包囲して経済を封鎖し、

日本に石油の輸入ができないように締め付けてきた。当時の日本は「石油の一滴

は、血の一滴」と言われ石油の節約を強いられた。しかも米国は日本との和平交渉

にも乗らず、日本は来栖(くるす)駐米大使のほかに、野村全権大使を派遣して交渉

るが、ハル国務長官は「日本は、無条件で支那大陸から引き上げれば交渉に応

ずる」と最後通帳を突き付けて会談に臨もうともしなかった。戦後ルーズベルト大統

領の前任のフーバー元米大統領はこの大戦は米国が仕掛けた戦いと看破してい

た。

石油が不足して困った日本陸軍は、大戦が始まると石油の生産地蘭印(現インドネ

シア)のスマトラ島のパレンバンに落下隊で突入し石油を確保した。

このような米国の正義感に燃える態度は、戦後になっても二度経験している。

それはイラン戦争とイラク戦争の勃発時の米国の強硬な姿勢である。

そうは言っても終戦時米国が進駐で日本は助かっている。あれがソ連であったら日

本はずたずたにされていたであろう。

最近買った本で知ったのだが、マッカーサー元帥が東京裁判終結後の約二年半後

にアメリカ上院の軍事外交合同委員会で日本が戦争に突入した動機は「日本は絹

産業以外には、固有の産物はないのです。彼らは、綿がない。鈴がない。石油の産

出がない。ゴムがない。その他実に多くの原材料が欠如している。そしてそれら一切

のものがアジアの海域には存在していたのです。もしこれらの原料の供給を断ち切

られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れて

いました。したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の

必要に迫られてのことだったのです」と。

見るべき人は見ていたといえよう。

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