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2010年6月29日 (火)

児玉源太郎

児玉源太郎

百年前祖国を護った児玉源太郎という題で鎌倉生涯学習センター・ホールで講演があるといあうはがきをもらったが、たまたま当日は、県人会の総会が開催されるので、残念ながら出席できなくなってしまった。

私が児玉源太郎を知ったのは、講談本で乃木将軍を読んでからか、小学校で毎年開かれる、3月10日の陸軍記念日(日露戦争中、奉天大会戦で日本が大勝利した日)に戦の模様を聞き、その時満州軍総参謀長の児玉源太郎の功績を話たのか、どちらが先か確かには覚えていない。

講談本によると乃木大将が旅順で戦死者が続出して攻めあぐんでいた時、児玉源太郎は、満州軍最高司令長官大山巌元帥の許可をを得て、乃木書得軍に変わって第三軍を指揮する権限を貰い旅順の乃木将軍のもとえ来て「乃木ここでしばらく静観していてくれ」と云い本国から取り寄せた大砲を旅順でなく二百三高地(爾霊山)へ向けて猛攻撃し、旅順が陥落すると直ぐ参謀本部へ戻り乃木将軍を自殺からすくッたというものである。

また日露戦争が始まる前、「戦争開始から日本は勝利するが、長続きしないので勝利している間に、和平交渉をしてくれ」と言っていたこと。

奉天大会戦前突如日本に帰国し、早く講和交渉を進めて欲しいと言ってすぐ戦場に戻ったと言う。

今次大戦の軍人たちと違って先見の明があった。

小学校で聞いた話では、奉天大会戦前最高司令長官大山巌元帥は、普段着で釣りに興じていて、戦は児玉どんに任したと言っていたとか。

大山巌は西郷隆盛、従道兄弟といとこ同士で西郷の人に任せる気質があったようである。

また上野の西郷の銅像は、西郷の写真がないため西郷従道と大山巌を参考に高村光雲が造ったが、西郷夫人は似ていないと云ったと伝えられている。

総大将がのんびりしている姿を見せたのはゼスチャーであったものと思う。大山はかって「自分が知っていることをしらないふりをするのは辛かった」と漏らしていたそうだ。

大山元帥の娘が徳富蘆花の「不如帰」の浪子で小説で片岡中将は大山がモデルであり、継母は会津藩士の娘小川捨松は後の大山捨松で、岩倉使節団が渡米した時、一所に渡米した女子留学生の一人である。

講談本によれば児玉は日露戦争の前にも乃木助けている。

乃木は一時台湾総督として台湾に派遣されたことがある。当時の台湾は官吏の汚職がまん延していて乃木はその粛正をしたが、官吏たちに嫌われて失脚してしまた。当時部下が母親からのお土産だと言って漬物を乃木に届けた時、汚職を嫌った乃木が漬物という質素な贈物に大層感激したとか。

乃木の後任として台湾総督になったのは児玉源太郎で児玉は後藤新平を台湾総督府民政局長として同行させ乃木を失脚させた官吏たちを総督府から追放している。児玉は植民地経営にも手腕をふるっている。

後藤新平は、水沢藩士の子で私の記憶が正しければ幕末に逃亡して最後に自殺した、高野長英と親戚に当たる。医師となり愛知県の国立病院の院長の時板垣退助が岐阜の金華山のふもとで暴漢に刺された。岐阜からは診察の督促がくるが、板垣の自由党は世の嫌われ者で、愛知県は診察の許可を出さない。新平は「一人の患者板垣を見るのだから」と岐阜に駆け付ける。

板垣は「板垣死すとも自由は死せず」といったことになているがこれは取り巻きが言った言葉とか。しかし後藤は「板垣さん本望でしょうね」といい板垣を感心させ政界に進出のきっかけを作ったと言われている。

後藤は大風呂敷でも有名で上野広小路の大きい道は後藤が東京市長の時の産物である。

児玉源太郎に戻ると江ノ島に児玉を祭る児玉神社がある。それは江ノ島の大橋を渡り、仲見世を通って江ノ島神社の大鳥居と神社の碑(東郷平八郎元帥の書)を左に曲がり突き当ると児玉神社の案内板を左に曲がり、大鳥居をくぐって更に進み木洩れ日の林の中を行くとF10000091011 F10000101314_2 

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児玉神社の本殿に到達する。本殿手前右手に爾霊山高地の記念碑がぽつんとたたF1000012171819_2F10000132021_2んでいる。F10000172728やがて鳥居と本殿が現れる。その奥が奥の院である。

児玉北条時宗が元寇のために生まれて来たと同様、児玉源太郎は、日露戦争のために生まれたようにまもなく亡くなった。

乃木は児玉に何度か助けられるがが、児玉は乃木より早くなくなり乃木はさびしく児玉の棺を見送ったとつたえられている。

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