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2010年3月19日 (金)

戦争と景気

戦争と景

今日の民放のテレビでこの不況を乗り切るにはどうすればよいかを、三賢人に尋ねたところ答えは「昔ならば戦争」だという回答であった。その証拠にアメリカの景気をグラフで示し、好調な時を見ると、いずれも第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争で、不況の最たるものは世界大恐慌であった。

思いい起こすとお袋は「終戦の後日本を救ったのは朝鮮動乱で、これがなければ日本の復興はおぼつかなかった」と常々言っていた。

朝鮮動乱で戦いに明け暮れしていたアメリカは、つぶれる寸前までいっていた日本経済を救い開店休業の会社に軍需品、食料品、衣類其の他もろもろ機械製品の生産を任せて、日本は奇跡的な復興遂げることが出来た。

人の不幸を喜ぶようで申し訳ないが、世の摂理はこのようにして出来あがっている。

お袋は「昔は戦争という景気回復策があったが、これからはどうなることか」と戦争は嫌いで道を歩いていた出征前夜の見ず知らずの人に「何としても生きて帰りなさい」と言っていたお袋は矛盾した考えであるが一面眞理ついていた。

この現状の不況は打開策はないかという問いに「これはという策はないが、今までの常識に捕われずに非常識な策をするしかない。さもないと早晩に日本は破滅する」といっていた。

この時「太西洋の黒マグロの捕獲禁止条例は否決された」というニュースが流れた。

マグロの一かけらや二かけら食べなくても餓死することはない。終戦ごの食糧難を考えればなんでも出来る。人間は贅沢に流される動物だ。

終戦後世間なを驚かせたのは東京地検の山口判事の餓死事件である。彼は「いやしくも自分は人を裁く判事である。その判事がヤミ米を買うわけにはいかない。国もまさか餓死させることはあるまい」と言って餓死し新聞などに大々的に報道された。

国の危急存亡の時、「海外旅行だ」「グルメだ」と贅沢の限りを尽くす人々の心理がわからない。戦時中までとは行かないまでも、質素、倹約に努めてはいかがか。

戦時中、東京美術学校を出てパリーに留学した親戚の画家が「フランスは滅びる国である。その証拠に人口が激変している」と云っていたが、現在は人口は増えて持ち直している。日本の若者の出生率が減っているが、このようなことがないことを祈る。

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コメント

戦争と景気を結びつける話はよくある。

昔は経団連の会長などが、戦争期待発言を70年代もしてましたね。いわれる、朝鮮動乱のことを持ち出して、

しかし、戦争は良くない。それよりも、戦争を分解してみたら。

戦争を分解すると、資源の取り合いとか、金の取り合いなどもあるが、

ある意味、オリンピックのように、切磋琢磨というのが、小さく、パンドラの箱のようにあると思う。

だから、切磋琢磨で、生活スタイルを変える、イノベーションが。。。。

投稿: Nagoya | 2010年3月19日 (金) 17時33分

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