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2010年1月28日 (木)

学歴社会

学歴社会

学歴社会と云われて久しい。現在は学歴社会ではない。本当の学歴社会は戦前であったと思っている。戦前の官立の大学は、東京、京都、北海道、東北、九州、大阪、名古屋の国内七帝大と京城、台北帝大を合わせて九帝大に東京文理科大学、広島文理科大学と単科大学の東京工業大学、東京商科大学、神戸経済大学に医科大学の金沢、千葉、長崎医大ぐらいで、そのほかに陸軍大学、海軍大学と微々たるものである。しかも学生の数は現在の何十分の一でそれこそ完全なエリート集団である。

しかも現在と違って競争は激しく、官僚の場合は、現在の国家公務員6級職に当たる高等文官試験を1番か2番かで後の出世に影響をおよぼした。

軍隊も同じで、陸大、海大を1番で卒業したか2番で卒業したかで生涯差がつき2番で卒業した人は1番で卒業した人を一生追い抜くことは出来なかった。

しかし戦争末期になるとその基準は崩れて例外もあった。

また優秀な人は小学校5年から中学に入学する制度もあった。

作家の谷崎潤一郎はその一人で東大仏文科の辰野隆教授は随筆に「谷崎ほど華々しい経歴の人は知らない」と書いている。

「麻布小学校5年から府立一中(現都立一高)へ、中学2年を飛び越して3年生になり、府立一中の3年生の谷崎の文学は校内に知れ渡っていた」という。

谷崎だけでなく、2・26の思想的リーダー北一輝も佐渡中学へ小学校5年から入学している。

私の会社の上司にも小学校5年から中学へ中学4年から高等学校へそれから東大を卒業したので、一般の人より2年早く大学をでている。社会へ入社した時昭和生まれの大卒が入社して来たと珍しがられたという。

私の中学でも先輩に小学校5年から中学へ入学した人がいた。

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